決まり手八十二手
相撲の勝ち方には82通りの名前が付いています。これを決まり手(きまりて)といいます。 ただし82手すべてが日常的に出るわけではありません。 本サイトが持つ直近7場所の全取組(15,160番)を数えたところ、 実際に出たのは57種類だけでした。
よく出る決まり手上位10手
直近7場所の全取組を数えた順位です。割合はこの期間に出た決まり手全体に占める比率です。
- 1押し出しおしだし基本技3,839回25.3%
- 2寄り切りよりきり基本技3,793回25.0%
- 3叩き込みはたきこみ特殊技1,262回8.3%
- 4突き落としつきおとし捻り手901回5.9%
- 5寄り倒しよりたおし基本技711回4.7%
- 6上手投げうわてなげ投げ手676回4.5%
- 7引き落としひきおとし特殊技546回3.6%
- 8押し倒しおしたおし基本技520回3.4%
- 9送り出しおくりだし特殊技478回3.2%
- 10突き出しつきだし基本技410回2.7%
基本技7手
突く・押す・寄るという、相撲の土台になる7手。まっすぐな前進力で相手を土俵の外に出すか倒す。日本相撲協会の決まり手ランキング(平成25年1月場所〜令和8年7月場所14日目、190,322番)では押し出し25.17パーセント・寄り切り24.93パーセントで、この2手だけで全体の約50パーセントを占める。
- 押し出しおしだし両手または片手を「筈(はず)」=親指と他の四本の指をY字に開いた形にして相手の脇の下や胸に当て、押して土俵の外へ出す。相撲のすべての基本となる技で、最も多く決まる。3,839回25.3%
- 寄り切りよりきり相手に体を密着させ、前か横へ進んで土俵の外に出して勝つ。多くはまわし(腰に締める帯)を取って組んだ状態から出る、押し出しと並ぶ最頻出の決まり手。3,793回25.0%
- 寄り倒しよりたおし体を密着させて前に寄って出て、密着させたまま相手に体を預け、倒して勝つ。相手が土俵際で倒れた形になる点が寄り切りとの違い。711回4.7%
- 押し倒しおしたおし両手または片手を筈にして相手の体を押し、倒して勝つ。土俵の内外は問わない。相手が倒れずに土俵の外へ出た場合は押し出しになる。520回3.4%
- 突き出しつきだし相手の胸や肩などを手のひらで強く突っ張り、土俵の外へ出して勝つ。突き出すには手の力だけでなく、同時に足を鋭く前へ運ぶ出足が必要とされる。410回2.7%
- 突き倒しつきたおし手のひらで強く突っ張って相手を倒して勝つ。土俵の内外は問わない。相手が倒れずに土俵の外へ出た場合は突き出しになる。54回0.36%
- 浴びせ倒しあびせたおし相手が体を弓なりに反らしたり、腰がくだけて体勢が低くなったときに、自分の全体重をのしかかるように預け、つぶすように倒して勝つ。37回0.24%
投げ手13手
まわし(力士が腰に締める帯)や相手の腕・首・腰をつかみ、体をひねる力で相手を倒す13手。上手投げ(全体6位)・下手投げ(同10位)が代表格で、出現頻度も高い。
- 上手投げうわてなげ四つに組んだとき、相手の差し手の上(外側)から回した手=上手でまわしを取って投げる。相手が倒れなくても、その投げによって土俵の外に出れば上手投げになる。676回4.5%
- 下手投げしたてなげ四つに組んだとき、相手の腕の内側に差した手=下手でまわしを取って投げる。右下手から投げれば「右からの下手投げ」と呼ぶ。相手が倒れなくても投げによって土俵の外に出れば下手投げになる。323回2.1%
- 掬い投げすくいなげまわしを取らずに差し手を返し、相手の脇の下から下へすくい上げるように投げて倒す。312回2.1%
- 小手投げこてなげ相手の差し手を外側から抱え込み、上から押さえつけるようにして投げる。差されて寄られたときの逆転技だが、まわしを取らず強引に投げるため相手からの反撃に遭うことも多い。223回1.5%
- 上手出し投げうわてだしなげ上手まわしを取った肘で相手の差し手を極め、まわしを取っていない方の足を引いて体を開き、前へ押し出すように投げる。相手は引きずられて土俵に這うように倒れる。205回1.4%
- 下手出し投げしたてだしなげ下手まわしを引いて脇を締め、下手と反対の足を引いて体を開き、前へ押し出すように投げる。相手は引きずられて土俵に這うように倒れる。56回0.37%
- 首投げくびなげ左右どちらかの腕を相手の首に巻きつけ、腰を入れて体をひねりながら巻き込むように投げる。両差しを許してまわしを取れないまま土俵際に追い詰められたときの、捨て身の逆転技でもある。30回0.20%
- 掛け投げかけなげ四つ身の攻防の中で、片足を相手の内股に入れて掛け、その足を跳ね上げながら投げる。相手の外掛けを内側から跳ね上げる返し技として出ることもある。23回0.15%
- 一本背負いいっぽんぜおい前に出てくる相手の片腕を両手でつかみ、相手のふところに入って肩にかつぎ、前へ投げ倒す。体重差があると潰されてしまう場合もあり、あまり見ることのできない大技。1回0.1%未満
- 二丁投げにちょうなげ四つに組み、自分の足を相手の同じ側の足の膝の外側に掛け、吊っておいて払うように投げる。「二丁」は二本足のことで、うまく決まれば相手の両足がまとめて払われ、体が宙で一回転する。1回0.1%未満
- つかみ投げつかみなげ上手で相手の後ろまわしをつかみ、相手の体を宙に浮かせて、つかみ上げた後方へ投げる。よほど腕力のある力士でないとできない大技で、めったに出ない。記録なし
- 腰投げこしなげ上手・下手にかかわらず、深く腰を入れて相手の体を自分の腰に乗せて投げる。まわしを取らなくても、腰に乗せて投げて勝てば腰投げになる。記録なし
- 櫓投げやぐらなげ四つに組んで相手のまわしを十分に引きつけ、自分の片足の膝か股を相手の内股に入れ、その足に相手の体を乗せて吊り気味に持ち上げてから、振るように投げ落とす。両力士の力の差が大きくないと見られない大技。記録なし
掛け手18手
自分の足を相手の足に掛ける、あるいは相手の足を手で取るなど、下半身を攻めて崩す18手。相手の重心を奪う技が中心で、小柄な力士が得意とすることが多い。
- 外掛けそとがけ自分の足を相手の足の外側から掛けてその足を引き、後ろに倒して勝つ。相手が吊ろうとしたり投げを打とうとして膝が伸びた瞬間に、できるだけ足首に近い位置へ掛けるときれいに決まる。37回0.24%
- 足取りあしとり相手の下にもぐり込み、両手で相手の片足を抱えて倒すか、土俵の外へ出して勝つ。小柄な力士が得意技としている。31回0.20%
- 切り返しきりかえし相手の膝の外側に自分の膝を当て、そこを支点にして相手を後ろへひねるように倒す。外掛けと違って相手の膝に足を掛けず、自分の足は土俵につけたままで行うのがこの技。28回0.18%
- 渡し込みわたしこみ相手の膝か太ももを片手で外側から抱え込んで内へ引き、もう一方の手で相手を押し込み、体を預けて倒して勝つ。20回0.13%
- 内掛けうちがけ自分の足を相手の足の内側に掛けてその足を引き、相手の重心を失わせて仰向けに倒す。10回0.1%未満
- 蹴返しけかえし不意に相手の足首を自分の足の裏で内側から外へ蹴りながら、同時に体を開いて相手の肩を叩き、手前に落とすように倒す。9回0.1%未満
- 小股掬いこまたすくい投げを打たれた相手がこらえようとして足を前に出したところ、その足の内側を片手ですくい上げ、仰向けに倒して勝つ。頭を相手の胸につけて押すと決まりやすい。4回0.1%未満
- ちょん掛けちょんがけ自分の足のつま先を相手のかかとに内側から掛けて手前に引き、上体を反らして相手を横か後ろにひねり倒す。足を掛ける形が材木の荒削りに使う「手斧(ちょうな)」に似ているのが名前の由来。1回0.1%未満
- 河津掛けかわづがけ自分の足を相手の足の内側に掛けて跳ね上げながら、同時に相手の首などを抱え込み、体を反って後ろへ倒す。同時に倒れても必ず相手の体の方が下になる。1回0.1%未満
- 外小股そとこまた投げや引っ掛けを打ち、相手が残そうと前に出した足を、その足と同じ側の手で外側から掬い上げて仰向けに倒して勝つ。記録なし
- 三所攻めみところぜめ相手の片足を内掛けか外掛けし、もう一方の足を手で掬い、頭で相手の胸を押して仰向けに倒す。掛け・足取り・押しで相手の両足と胸の三箇所を同時に攻めるのでこの名前がついた。記録なし
- 蹴手繰りけたぐり立合いの瞬間に体を開いて相手の足を内側から外へ蹴り、肩などを叩くか腕をたぐって前に倒す。正面からぶつからずに勝負を決める奇襲。記録なし
- 小褄取りこづまとり褄取りに似ているが、つま先ではなく相手の足首の正面からつかんで引き上げ、倒して勝つ。記録なし
- 裾取りすそとり相手に投げを打たれたとき、こらえながら一方の手で相手の足首を外側から取って倒して勝つ。相手の足首が着物の裾の位置にあたることから、この名がついた。記録なし
- 裾払いすそはらい出し投げや引っ掛けを打ち、相手が残そうとして足を前に出したとき、自分の反対側の足で後ろからその足を払って倒して勝つ。記録なし
- 大股おおまた投げや引っ掛けを打ち、相手が小股を掬われるのを避けて反対側の足を出したところ、その遠い方の足を内側から掬って仰向けに倒して勝つ。記録なし
- 二枚蹴りにまいげり相手の体を吊り上げ、自分の足で相手の反対側の足のくるぶしあたりを外側から蹴り、蹴った方へ倒して勝つ。「二枚」とは膝から足首までの部分の外側を指す。記録なし
- 褄取りつまとり相手の体の横につくようにして、重心を崩して前に泳いだ相手のつま先を取り、後ろへ引き上げて倒して勝つ。技の名前はつま先の「つま」から来ている。記録なし
反り手6手
相手の下に潜り込み、自分の体を後方に反らせて相手を背中側へ落とす6手。体格差をひっくり返す技だが実際に出ることは極めてまれで、撞木反り・掛け反り・外たすき反りは公式ランキングの集計期間13年半で1度も記録がない。
- 居反りいぞり腰を低く落とし、相手が上からのしかかってきたところを、両手で相手の膝のあたりを抱えるか押し上げ、後ろに反って倒して勝つ。めったに見られない大技。2回0.1%未満
- たすき反りたすきぞり相手の差し手の肘を抱えてその腕の下にもぐり込んで腰を落とし、もう一方の手で相手の足を内側から取り、たすきを掛けるようにして後ろに反って倒して勝つ。記録なし
- 外たすき反りそとたすきぞり相手の差し手を抱え、上からもう一方の手を相手の差し手の側の内股に入れ、自分の体を反らせて倒して勝つ。記録なし
- 掛け反りかけぞり相手の差し手の脇の下に自分の頭を入れ、足を踏み込んで切り返すように後ろへ倒すか、外掛けにいって自分の体を反らせながら倒して勝つ。記録なし
- 伝え反りつたえぞり相手の脇の下をくぐり抜けながら自分の体を後ろへ反らせ、その勢いで相手を倒して勝つ。記録なし
- 撞木反りしゅもくぞりたすき反りと同じ形で相手の腕の下に入り、相手を肩にかつぎ上げてから後ろに反り倒して勝つ大技。名前は鐘をつく棒「撞木(しゅもく)」のT字形に由来するとされる。記録なし
捻り手19手
相手の腕・首・体を「ひねる」動きで倒す19手。投げが円を描いて相手を振るのに対し、捻り手はその場で相手の軸をずらして崩す点が違う。突き落とし(全体4位)・肩すかし(同15位)は実戦でもよく出る。
- 突き落としつきおとし四つや押し合いの中で、片手を相手の脇の下か脇腹に筈で当て、体を開きながら相手の重心を傾けさせ、斜め下へ押さえつけるように倒して勝つ。捻り手の中では最も多く出る。901回5.9%
- 上手捻りうわてひねり相手の上手まわしを取り、その上手の方へ捻って相手を倒して勝つ。19回0.13%
- 下手捻りしたてひねり差し手でまわしを引き、取った下手の方から相手を捻って倒して勝つ。上手投げとの合わせ技になる場合が多い。17回0.11%
- 巻き落としまきおとし相手の出る反動を利用し、まわしを取らずに差し手で相手の体を抱え、巻き込むようにして横へひねり倒して勝つ。突き落としに似ているが、下手から巻き込んでいるかどうかで決まり手が変わる。8回0.1%未満
- 内無双うちむそう相手の内ももを下から手で払い、体をひねって相手を倒して勝つ。膝の外側から払うのが外無双、内ももを下から払うのが内無双。8回0.1%未満
- 腕捻りかいなひねり相手の片腕を両手で抱え、外側へひねって倒して勝つ。読みは「うでひねり」ではなく「かいなひねり」。7回0.1%未満
- 逆取ったりさかとったりとったりを打たれたとき、取られた腕を抜くようにして腰をひねり、逆に相手を倒して勝つ。とったりを逆に打ち返すので、この名前がついた。6回0.1%未満
- 網打ちあみうち相手の差し手を両手で抱え、体を上手の方へ開いて後ろへ振り切るようにひねり倒して勝つ。きれいに決まると漁で網を引く姿に似ているので、この名前がついた。5回0.1%未満
- 首捻りくびひねり片手で相手の首を巻き、もう一方の手で相手の差し手をつかみ、左右どちらかへひねり倒して勝つ。劣勢に回ったときの逆転技。3回0.1%未満
- 波離間投げはりまなげ相手の頭の上から腕を回して遠い方の腰のまわし(上手)を取り、取った側へ捻りながら引いて、振り回すように投げて勝つ。3回0.1%未満
- 鯖折りさばおり外側から相手の腰を両まわしか両手で引きつけ、上からのしかかるようにして相手の腰を下につぶし、膝を土俵につかせて勝つ。1回0.1%未満
- 小手捻りこてひねり相手の腕を抱え、抱えた方へ捻って倒して勝つ。上手も下手も取らない腕捻りに対し、小手捻りは片方の手で上手か下手を取る点が異なる。平成13年(2001年)の改定で腕捻りから分けて追加された。1回0.1%未満
- とったりとったり突き押しの攻防や差し手争いの中で、相手の片腕を両手で抱え取り、体を開いて手前へひねり倒して勝つ。記録なし
- 外無双そとむそう差している手を抜き、その手で相手の同じ側の膝の外側を払いながら、もう一方の手で相手の差し手を抱えてひねり倒して勝つ。記録なし
- 肩すかしかたすかし差し手で相手の腕の付け根を抱えるか脇に引っ掛けるようにして前へ引き、体を開きながら、もう一方の手で相手の肩などを叩いて引き倒して勝つ。記録なし
- 合掌捻りがっしょうひねり相手の首の背中側で自分の両手を組み、左右どちらかへひねり倒して勝つ。相手の体の後ろで両手が合掌する形になるので、この名前がついた。記録なし
- 大逆手おおさかて大きく肩越しに相手の上手を取り、自分の体は反らさずに、つかんだ腕の方向へ投げて勝つ。記録なし
- 頭捻りずぶねり相手の肩か胸に頭をつけて食い下がり、相手の差し手を抱え込むか肘をつかみ、手と首を同時に捻りながら倒して勝つ。頭を使って捻る「頭ひねり」がなまって「ずぶねり」と読む。記録なし
- 徳利投げとっくりなげ相手の首と頭を両手ではさんで、左右どちらかへ捻り倒して勝つ。首や頭を徳利(とっくり)の細い首に見立てたところから、この名前がついた。記録なし
特殊技19手
引く・はたく・吊る・後ろに回るなど、他の5分類に収まらない19手。叩き込み(全体3位)や送り出し(同9位)のように頻度の高いものから、送り掛けのようにほとんど出ないものまで幅がある。
- 叩き込みはたきこみ相手が低く出てきたときに体を開きながら、片手か両手で相手の肩・背中・腕などを叩いて土俵に落として勝つ。相手の前に出る力を利用するため、押し相撲の相手に決まりやすい。1,262回8.3%
- 引き落としひきおとし相手の腕を引いたり肩を手前に引いたりして、自分の手前に引き倒して勝つ。前まわしをつかんで引くこともある。546回3.6%
- 送り出しおくりだし相手の後ろに回り、押すか突くかして土俵の外へ出して勝つ。土俵内で倒すと送り倒しになる。478回3.2%
- 送り倒しおくりたおし相手の後ろに回り、押すか突くかして土俵内で倒して勝つ。倒さずにそのまま土俵の外へ出せば送り出しになる。77回0.51%
- 極め出しきめだし相手の差し手・首・肩の関節を極めて動きを封じ、そのまま土俵の外へ出して勝つ。相手の両腕の関節を締め付けることを「閂(かんぬき)」とも呼ぶ。46回0.30%
- 打っ棄りうっちゃり土俵際に寄り詰められたとき、腰を落として体を反り、相手の体を自分の腹に乗せ、左右どちらかへひねるようにして土俵の外へ投げ捨てて勝つ。土壇場で劣勢を逆転する技。25回0.16%
- 引っ掛けひっかけ相手が突いてくるか差してくるかしたとき、その腕を一方の手で内側から、もう一方の手で外側から引っ掛けるようにして体を開き、相手を前に落とすか土俵の外へ飛び出させて勝つ。18回0.12%
- 極め倒しきめたおし相手の差し手を両腕で抱え込み、関節を締めつけながら相手を横に振り倒して勝つ。相手が倒れずに土俵の外へ押し出されれば極め出しとなる。16回0.11%
- 吊り出しつりだし両まわしを引きつけ、腰を入れて相手の正面から体を吊り上げ、そのまま土俵の外へ出して勝つ。まわしを取らずに相手を抱えて吊ることもある。16回0.11%
- 送り引き落としおくりひきおとし相手の後方で、自分の手前へ引き倒すようにして勝つ。このとき、相手のまわしに手が掛かっていてもいなくても構わない。3回0.1%未満
- 後ろもたれうしろもたれ相手に背を向け、もたれ込むようにして相手を土俵から出すか倒して勝つ。意識して仕掛ける技というより、流れの中で偶然決まる技といえる。2回0.1%未満
- 素首落としそくびおとし相手の首または後頭部を、手首か腕で上から叩き落として勝つ。肩や背中を叩く叩き込みとは異なり、素首落としでは首から上を叩く。2回0.1%未満
- 送り投げおくりなげ相手の後方から投げ倒して勝つ。このとき投げの種類は問わない。2回0.1%未満
- 送り吊り落としおくりつりおとし相手を後ろから吊り上げて、その場に落として倒して勝つ。1回0.1%未満
- 吊り落としつりおとし相手の正面から体を吊り上げて、その場に落として倒して勝つ。土俵の外へ出せば吊り出しになる。1回0.1%未満
- 割り出しわりだし四つに組み、片方の手で相手の二の腕をつかむか筈に当て、もう一方の手で上手か下手のまわしを取るか小手に巻いて、寄り切って勝つ。両力士の体が割れたように離れるので、この呼び名になった。記録なし
- 呼び戻しよびもどし相手の体を自分のふところに呼び込み、反動をつけるようにして差し手を返し、前へ突きつけて相手を倒して勝つ。別名「仏壇返し」とも呼ばれる。記録なし
- 送り掛けおくりがけ相手の後方から足を掛けて倒して勝つ。外掛けか内掛けかは問わない。足を掛けずに相手を倒せば、送り投げまたは送り倒しとなる。記録なし
- 送り吊り出しおくりつりだし相手の後ろに回り、相手の体を持ち上げて、そのまま土俵の外へ出して勝つ。記録なし
非技(勝負結果)5手
八十二手には数えない5つの「勝負結果」。公式サイトでの分類名は「勝負結果」。勝った側が技を掛けたのではなく、負けた側が自分から足を出す・手や膝をつく・腰を崩すことで決着した場合に使われ、取組結果や星取表の決まり手欄にはそのまま記載される。
- 勇み足いさみあし相手を土俵際に詰めながら、勢い余って自分の足を先に土俵の外へ出してしまい、相手に勝ち星を与えてしまうこと。攻めていた側が自滅する形なので、技ではなく勝負結果として扱われる。22回0.15%
- 腰砕けこしくだけ相手が技を仕掛けていないのに、自ら体勢を崩して腰から落ち、負けてしまうこと。2回0.1%未満
- 踏み出しふみだし相手の力が加わらない状態で、自分の足が土俵の外に出てしまい、負けてしまうこと。攻めている途中で起きる勇み足に対し、踏み出しは攻防と関係なく足が出た場合に使われる。2回0.1%未満
- つきひざつきひざ相手の力が加わらない状態で、自分の膝を土俵についてしまい、負けてしまうこと。技を掛けた側が先に膝をついた場合も、つきひざで負けとなる。記録なし
- つき手つきて相手の力が加わらない状態で、自分の手を土俵についてしまい、負けてしまうこと。技を掛けた側が先に手をついた場合は、結果的に技が決まっていてもつき手で負けとなる。記録なし
出典
- 日本相撲協会 公式サイト「決まり手八十二手」一覧ページ(分類・名称・読み・決まり手ランキング)
- 日本相撲協会 公式サイト 決まり手詳細ページ(/Kimarite/detail/1/ 〜 /87/、全87件の公式解説文の一次ソース。例は突き出し)
- 日本相撲協会 公式サイト 決まり手詳細ページ(例:踏み出し=ID 87、勝負結果5件の末尾)
- sumo-api.com 決まり手一覧エンドポイント(全90 kimarite 値・使用回数・最終使用場所)
回数と割合は、本サイトが保持している直近の全階級の取組結果から数えたものです。 不戦勝は決まり手ではないため除いています。 日本相撲協会は平成25年一月場所からの累計を公表していますが、 そちらの数値は自動取得できていないため、ここでは本サイトの集計を出しています。