相撲の基礎知識
テレビで相撲を見ていると、意味の分からない所作や言葉がたくさん出てきます。 ここでは「なぜそうなっているのか」まで含めて、出典を示しながら説明します。 確かめきれなかったことは、各ページの末尾に正直に書いています。
- 01相撲の歴史 ― 神話の時代から現在まで相撲の歴史を、神話・伝承の時代、宮中行事だった相撲節会、武士の鍛錬、江戸の興行、明治以降の組織化、そして現在まで順を追って整理します。今テレビで見る大相撲の「見た目」は江戸時代に、「運営の仕組み」は明治以降にできあがりました。
- 02力士について:階級・部屋での立場・一日の過ごし方大相撲の力士は、番付という一本の順位表のどこにいるかで、給料も住まいも服装も髪型も変わります。このページでは階級ごとの違い、部屋での暮らし、一日の流れ、付け人、普段着、髷の意味を、日本相撲協会の公表資料や国税庁の通達、新聞・取材記事をもとに整理します。
- 03土俵について — 寸法・構造・作り方・歴史をひととおり大相撲の土俵は、盛り土の台の上に俵を埋めて描いた直径4.55メートル(15尺)の円です。江戸時代前期に生まれ、寸法や屋根の形を変えながら現在の姿になりました。このページでは、土俵の構造、土の種類、作り手、屋根と房の意味、土俵祭、そして女性が土俵に上がらない慣習までを、出典を示しながら整理します。
- 04取組の流れと所作の意味 — 入場から弓取式まで力士が花道を歩いてから勝ち名乗りを受けるまで、大相撲の一番はおよそ決まった順序で進みます。このページでは、その全体像と、塩まき・力水・蹲踞・塵手水・四股・仕切りといった所作が何を意味しているのかを、確認できた資料の範囲で説明します。
- 05行司・呼出とその他の裏方 ― 土俵を支える人たちの仕事大相撲の土俵まわりには、勝負を裁く行司、力士を呼び上げ土俵をつくる呼出、髷を結う床山、そして世話人・若者頭という五つの職があります。それぞれの階級・道具・所作の意味と、人数・なり方・給与を、確認できた範囲でまとめました。
- 06座布団を投げること — 大相撲の「座布団の舞」はなぜ起き、なぜ禁止されているのか横綱が敗れた直後に客席から座布団が飛ぶ光景は「座布団の舞」と呼ばれますが、日本相撲協会は観戦マナーと観戦契約約款の両方でこれを禁じています。いつどんな場面で起きるのか、江戸期の「投げ纏頭(なげはな)」との関係、協会が禁止する理由と対策、そして観客側の言い分までを、公式資料と報道にあたって整理します。
- 07力士の収入 ― 月給・褒賞金・懸賞金と税金のしくみ力士の収入は、十両以上の「関取」と幕下以下でしくみが大きく違います。月給・場所ごとの手当・成績を積み上げる力士褒賞金・取組ごとの懸賞金が重なる構造を、日本相撲協会の公表資料で確認できる部分と、報道・二次資料に頼っている部分を分けて整理しました。
- 08相撲の基本動作 — 四股・すり足・鉄砲から、ぶつかり稽古まで四股・腰割り・伸脚・股割り・すり足・鉄砲といった相撲の基本動作と、申し合い・三番稽古・ぶつかり稽古という相手のいる稽古について、日本相撲協会が公開している解説資料をもとに、それぞれ何のための動作かを説明します。協会の「相撲健康体操」と、家で試すときの注意点もあわせて扱います。
- 09初めての観戦ガイド ― 番付の読み方から、チケット、引退までの基礎知識大相撲を初めて見る人が最初につまずくところを、番付表の読み方から順に説明します。年6場所の仕組み、1日の進行、チケットと会場、勝ち越しと番付の上下、優勝と賞、引退後の道までを扱い、確認できたことと確認できなかったことを分けて書いています。
- 10決まり手八十二手日本相撲協会が定める82手の決まり手と、勝負結果としての非技を分類ごとに解説します。